海と山の両方を楽しめるのが富山の魅力

富山県は日本海側にあります。新潟県と石川県に挟まれており、北陸新幹線の開業に伴い観光客が増加傾向にあります。日本屈指の豪雪地帯に位置し、春夏秋冬の四季を感じることができるエリアの一つです。富山の地形は東西に長くなっていますが、北は日本海、南は北アルプスと呼ばれる立山連峰に囲まれています。街は海と山に囲まれた場所にあるため、海と山の絶景を街中からいつでも楽しめるのが最大の魅力です。立山連峰は日本の中でも標高が高く、夏近くになっても山頂付近には雪が残っており美しい山並みの景色を堪能できます。立山連峰の中腹まではゆるやかでドライブコースとしておすすめ。雪解けのタイミングで多くの観光客がドライブを楽しんでいます。日本一の規模を誇る黒部ダムなど見所も満載です。そして本格的な登山もできることから富山を起点として山登りにチャレンジする人も数多くいます。

日本海の魅力は海の幸です。富山湾では新鮮でおいしい海産物に恵まれており、生魚を購入できる市場はもちろん、寿司やお刺身、浜焼きなどのを堪能できる食堂などがたくさんあります。中でもホタルイカは富山の名産品で、刺身にしたり干物で食べるほかその美しさから鑑賞用としても楽しめます。富山には海の駅という海を満喫できる珍しい観光スポットも存在しています。海のもう一つの魅力が蜃気楼です。地形と気候によって左右される蜃気楼はなかなかお目にかかれない自然現象ですが、富山では頻繁に見ることができ、その現象を写真におさめようと多くのカメラマンが訪れています。